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  あとがき

最後まで読んでくださりありがとうございます。
一話をアップしてからここまでくるのに思った以上に時間がかかってしまいましたが、無事ゴールにたどりつくことができました。

幸せ王子は○○王子が流行っていた頃にふと思いつき、いつか書こうと思っていてそこからこの話ができました。
薫子はどんな子にするか全然考えていなかったのですが、話を書きだしたら幸せ王子のことが大嫌いな子になって、気づいたときにはあんな感じになっていてとても書くのが楽しいキャラクターでした。
キャサリンも気づいたらあんな感じになっていましたがやっぱり楽しかったです。
双葉はわかりやすいようでわかりにくい感じがします。将来が楽しみなようなこわいような。
薫子は今はまだすぐそこにある幸せに気づこうとしませんが、これから双葉に振り回されながら少しずつ見つけていくのではないかなと思います。
薫子が「嫌い」の奥にある「好き」という感情に気づくのにもまだ少し時間がかかりそうです。

ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけるものになっていれば幸いです。


2012.06.30 雪平かなめ


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